雑談力を上げる7つのコツ

 当たり前ですが、人は感情的な動物です。どんなに正しい主張をしようと、相手が聞く耳を持たなければ意味がありません。
 自分の意見を相手に通すためには、その相手ときちんとした人間関係を築いておく必要があります。誰だって、普段関わりのない相手から一方的に要求を押し付けられるのは嫌なものですよね?

 人間関係を円滑なものにするには「雑談」が有効です。
 雑談力が低ければ、家庭、友人内、職場内で信頼を得る妨げにもなりかねません。
 この記事では雑談力を上げる7つの秘訣をご紹介します。

①たわいもない話をする

 雑談は中身のある会話である必要はありません。むしろ、重要でない会話ほど雑談に向いているといえます。
 趣味の話だったり、最近流行りの番組や動画の話などの相手と話題を共有しやすいものが望ましいです。
「相手の趣味がわからないから困る」という場合には、天気や季節の話もいいでしょう。
 例えば、
「今日は見事に晴れて一日中暑そうですね」
「すっかり涼しくなって秋って感じですね」
 などがこれです。
 このような当たり障りのない話は『とりあえず相手に声をかけてみる』ことに役立ちます。

②相手の話を聞く

 雑談は自分が一方的に話していては成立しません。そこで相手にも何か話してもらう必要があります。
 相手に何か喋ってもらうのに有効なのが、相手が同意しやすい質問です。
 前述の、
「今日は見事に晴れて一日中暑そうですね」
「すっかり涼しくなって秋って感じですね」
 などの例がこれに当たります。
 どちらの質問も当たり障りがないため「確かにそうだね」と頷きやすいものです。
 自分側が沈黙が気まずいように、相手側も沈黙は気まずいものです。一度雑談のやり取りが始まったら、相手も何かしら口を開いてくれるものです。
 相手が何か喋り始めたら、今度は自分が聞く番です。相手の話を聞くときは無反応で聞くのではなく、タイミングよく相槌を打ちましょう。テンポのいい相槌があると、相手は気分よく話をしてくれます。

③重箱の隅をつつかない

 雑談はたわいもない話をするのが目的です。別に話の内容を深く掘り下げる必要はありません。逆に重箱の隅をつつくような真似はマナー違反です。
 例えばただの雑談なのに「仕事で失敗したらしいけど何が問題だったの?」とか「ご子息が不登校らしいけど何があったの?」とか聞かれたら、快い気分にはなれませんよね?
 雑談は終始浅い会話になってかまわないのです。

④雑談とはトス回しだと心得る

 雑談とはバレーボールで言えば、延々とトス回しを繰り返すようなものです。暇な昼休みに仲間内でやるお遊びのバレーを想像するといいでしょう。言葉というボールを緩く仲間内で回していくのが基本です。
 にもかかわらず、世の中にはいきなりスパイクを決めたがる人間がいるから困りものです。ゆるーく噂話をしていたのに、その噂の真偽を論破しようとする人間がいると場の雰囲気が殺伐としたものになります。これでは雑談による人間関係の円滑化は台無しです。

⑤自慢話をしない

 雑談だからといって何を喋ってもいいわけではありません。特に自慢話は嫌われます。
 自慢話は喋っている本人は気持ちいいかもしれませんが、聞かされる側からしたら堪ったものではありません。
 しかも自慢話は得てして説教へとつながっていきます。
 例えば、
「俺が若い頃は大変だったのに最近の若い連中はなっとらん」
「私が成功できたのは努力のおかげだ。だから努力は大切だ、お前も努力しろ」
 などなど。
 これでは聞いている人間はうんざりです。そうならないために、そもそも自慢話は控えるようにしましょう。

⑥問題解決を目的にしない

 雑談の場で、相手が愚痴や弱音を吐いても解決策を出すのは控えましょう。相手はあくまで「自分は困っている」という話をしたいだけです。別に誰かからの解決策が欲しいわけではありません。
 むしろ、どれだけ相手に解決策を提示したところで、その解決策を実行するのは相手です。もしも相手がその策で手酷い目に遭った場合、責任を追うのは実行した相手側です。つまり助言した側は責任を負えないのにアイデアを押し付けるのは無責任というものです。
 雑談は仕事上でのトラブルを解決する場ではありません。問題解決を目的にせず、相手の話を聞くことに集中しましょう。

⑦ふわふわした会話を目指す

 雑談とは緊張を人間関係の緊張を解きほぐす会話です。そのため「かっちり」よりも「ふわふわ」した内容の方が雑談らしいと言えます。
 具体的に話を詰めるのは会議などのフォーマルな場で行えばいいのです。特に意味がない会話でも、なんとなく楽しければいいのです。

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