小説家になろう投稿作の1日でのPVを3倍に増やした方法

 実は私、最近になって小説投稿サイト『小説家になろう(以下、なろうと表記)』でも活動を始めていました。
『異世界の道化師、軍師を助ける』っていうタイトルの小説を連載しているんですが、PV(要するにアクセス数)が伸び悩んでました。
 2016年6月24日の毎時PVは以下の通りでした。
01:6月24日のアクセス状況

 なんというか底辺って感じですね。これだけのPVなら趣味の範囲でほのぼのとやっていけそうです。別にこの日が特別少なかったわけでなく直近でも似たような数字です。まあ、6月21日まで一ヶ月くらい更新サボってたからある程度PVが減少したってのはあるんですが(汗)
02:直近のアクセス状況

そのときPVが動いた

 さて、底辺作家のボヤキになど興味がない方が大半でしょうから本日の本題をば。
 2016年6月25日のPVをご覧いただきたい。以下の通りです。

03:6月25日のアクセス状況

 PVが3倍になっています。
 単なる偶然とは思えない現象です。

一体何をしたのか?

 一体、何があってPV数がこんな急激に増えたのか?
 もちろん様々な要因はあるのでしょうが、私が意識して行った工夫が一つあります。
 それは話を追加すると同時に作品のあらすじを変えたということです。

あらすじの比較

 変更前、つまりPV数が少なかった頃のあらすじを見てみましょう。
 残念ながらなろう掲載分の以前のあらすじはキャプっていないので元データだけになります。

トラック転移で異世界にやってきた少年ユータ。
別にチートアイテムを授けられるわけでも俺TUEEE系の能力を入手したわけでもない。
なのに彼は王家の美少女軍師に懇願されて彼女の手助けをするハメに。
更に困ったことに敵軍がチート能力を使って彼を庇護する国を攻め込んでくる。
これは踏んだり蹴ったりな少年がどうにかこうにか軍師を助けていくという物語です。

 という感じです。
 一応作者的には、これで物語の概要は説明できているつもりです。
 では次に変更後、つまりPVが増えた方のあらすじです。

異世界転移した俺は、はっきりいって弱い。なのに俺が戦うことになる敵はその世界の技術水準を無視するようなチート能力を有していた。
更に困ったことに異世界で俺を庇護する姫様は、俺が御都合主義的な異能を持っていると勘違いしていた。しょうがないから俺は【サイコ・リード】なんて心を読む能力があると虚偽申告。
これは異世界転移物語の癖に、俺TUEEE系とは無縁な物語。せめてハーレムルートとかはないでしょうかね?

 内容的には似たような感じです。
 しかし、この二つには致命的な違いがあると私は考えます。

2つのあらすじの違い

 PVが変動する前後のあらすじの違いは、端的に言って物語の見所がどの場所に書かれているかです。
 自作『異世界の道化師、軍師を助ける』では、「弱小な主人公が、チート能力を持った敵と戦う」ということを売りとしています。つまり、このことで他の異世界転移系の話との差別化を図ろうと考えたのです。
 では「敵がチート」というキーワードがあらすじのどこに書かれているか比較しましょう。

04:あらすじ比較

 上の比較からわかる通り、PV増加前ではあらすじの後ろの方に書かれています。
 一方でPV増加後についてはあらすじの冒頭に書かれています。
 というか、意図して冒頭に書きました。

作品の売りを頭に書いた理由

 読者目線になってみれば当たり前なのですが、あらすじを懇切丁寧に読んでみようという人は少数派だと思います。最初の何行か読んでみて面白そうだったら本編へ移動という人が多いのではないでしょうか。
 だとしたら、PV増加前のあらすじみたいに「主人公の少年が異世界に転移した」という情報だけでは魅力に欠けます。
 また、なろうには以下のように「この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!」と表示する機能があります。
05:ブックマーク機能

 見ていただければわかるように、ブックマーク紹介機能でのあらすじ紹介は最初の80文字弱が表示されるだけで残りは省略されます。つまり、作品の売りをあらすじの後ろに書いても表示すらされないわけです。この機能を生かすためには物語の売りは冒頭に書くのが得策となります。

本日のまとめ

 そもそも6月25日のPV数は622です。これはなろうでは少ない数字と言えるかもしれません。そのためあまり偉そうな口は叩けませんが、しかしあらすじを変更した日にPV数が大幅に変化したのは客観的な事実です。
 もしもPV数の伸び悩みに頭を痛めているならば、作品の入口であるあらすじを見直すのは有効な一手なのかもしれません。

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コメント

  1. 今長祐司 より:

    私もPVすう低調気味でなやんでいます。
    なやむというより恥ずかしい感漂っていた。
    記事を見てなんとなくわかったような気がしました。
    ありがとうございました。