追加できるメッシュオブジェクト

 モデリング(立体造形)に直接関係あるオブジェクトには、以下のものがあります。

  • メッシュ
  • カーブ
  • サーフェイス
  • メタボール
  • テキスト

 この章では、その中でもメッシュオブジェクトに関して解説していきます。

メッシュとは?

 メッシュオブジェクトとは、いくつかの頂点を組み合わせて作られる辺や面によって成り立っているオブジェクトです。Blenderでのモデリングで最も多く使われるのがメッシュオブジェクトだと思われます。
 追加できるメッシュオブジェクトには以下のものがあります。

平面

 四角形の平面を追加します。

 これは他のメッシュオブジェクトにも言えることですが、追加したばかりのオブジェクトはツールシェルフパネルで基本的なサイズなどを変更できます。

 ツールシェルフパネルは、「3Dビュー」モードのヘッダーにある「ビュー」の「ツールシェルフ」から開いたり閉じたりできます。
 あるいは、ショートカットキーのキーボードTを3Dビューの上で押す、3Dビューの左上にある「+」アイコンをドラッグしても開閉できます。

立方体

 立方体を追加します。
 平面と同じくツールシェルフの下段パネルから基本的なサイズ(一辺の長さ)などを変更できます。

 円を追加できます…と一言で表すと大事な内容もさらっと流れていくのでこれに関してはもう少し詳しく解説します。

 実はメッシュオブジェクトにおける円は、厳密には円ではありません。これは正多角形です。
 どういうことかといいますと、前述したとおりメッシュオブジェクトとは元は頂点と頂点をつないだ直線の集まりです。つまり、メッシュではきちんとした曲線は表現できないのです。したがって曲線である円周は厳密には表現できません。そのため、メッシュオブジェクトでの円は凄く頂点の多い正多角形を疑似的に円に見せているにすぎないのです。

 ところで、円を追加した場合のツールシェルフ下段のパネルには、「頂点」の数を選択できる項目があります。これは厳密には正何角形にするかということを意味しています。
「頂点」の項目に「3」と入力すれば正三角形にできますし、「5」と入力すれば正五角形、「100」と入力すれば正百角形になります。ただし、頂点があまりに多いと無駄に容量が重くなるので適切な頂点数にするのがいいです。

UV球

 球体を追加します。
 メッシュでの球体の追加には、このUV球と後述するICO球の2つがあります。
 UV球はたとえ言うなら地球儀の経線と緯線で球を形作っているようなものです。

 ツールシェルフ下段のパネルの「セグメント」で経線にあたる縦の線の数を、「リング」で緯線にあたる横の輪の数を増減させられます。

ICO球

 球体を追加する方法の2つ目です。
 前述のUV球が地球儀での緯線と経線の組み合わせだったのに対して、ICO球は全ての面が三角形で作られる正二十面体をベースにした立体といえます。おそらくICO球のICOとは「Icosahedron(20面体)」のことだと思われます。

 これについてもう少し詳しい話をすると、デフォルトでのICO球は、ツールシェルフ下段のパネルの「細分化」が「2」になっています。細分化の数値を「1」(つまり細分化しない)にすると、ICO球がただの正二十面体になります。

 ICO球における細分化とは、正二十面体のそれぞれの面にどれだけ更なる三角形を追加するかを意味しているのです。
 ICO球において細分化の数を大きくすると、20面体すべての面を分割していくわけですから極端にデータ量が大きくなります。細分化数に応じて以下のように頂点数が増えていきます。

 なお、私のパソコンだと細分化数を「9」にしようとしたら重くてBlenderがフリーズしました。
 ICO球を細分化する場合にはくれぐれもご注意ください。冗談ではなくパソコンがクラッシュする恐れがあります。

円柱

 円柱を追加します。
 円の場合と同じく厳密には正多角柱ですので、「頂点」の項目から底面の頂点数を変更できます。
 また「深度」で高さを調整できます。

円錐

 円錐を追加します。
 やはり円の場合と同じく厳密には正多角錐ですので、「頂点」の項目から底面の頂点数を変更できます。
 また「深度」で高さを調整できます。

トーラス

 トーラスというと難しそうな響きですが、要はドーナツ型です。
 ツールシェルフの下段パネルの意味は以下の通りです。

グリッド

 マス目状の平面を追加します。
 X方向、Y方向のそれぞれの分割数でそれぞれ方向のマス目の数を調整できます。

モンキー

 猿型のオブジェクトを追加できます。実際に使う機会は皆無に等しいです。オマケ要素(あるいは製作者のジョーク?)程度の認識でよいと思います。

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