法線編集

 法線編集のモディファイアは、オブジェクトの法線を編集できます。法線の基本的な事柄についてはこのページで解説しています。
 法線を編集することで例えば光と陰の境界を制御することができます。

法線編集の具体的な使い方

 法線編集は、例えば人物の頭部の影の制御などに使えます。
 まず、以下の画像とご覧ください。セルアニメ風の人物をモデリングしてみました。

 この画像を作るにあたり、人物への照明は右斜め60度から当てています。

 さて、上記の画像の人物の頭部の光と陰の境界に注目してみてください。人間の頭部は鼻などや頬骨のふくらみがあるため、光と陰の境界は必然的にジグザグしたものになっています。
 しかし、セルアニメ風に仕立てる場合、光と影の境界が入り組んでいると見栄えが悪いといえます。可能ならば光と陰の境界は滑らかにしたいところです。そこで使用するのが法線編集です。
 法線編集を使うと、以下の画像のように光と陰の境界を滑らかにすることができます。以下の画像は法線編集したうえで、同じ3Dモデルを同じ角度から照明を当てたものになります。

法線編集のやり方

自動スムーズ

 まず、法線編集したいオブジェクトを用意し、シェーディングの項目を「スムーズ」にします。
 次に法線編集したオブジェクトを選択して、オブジェクトデータタブにある、自動スムーズにチェックを入れます。

 この自動スムーズは、要するに本来は直線の連続にすぎないメッシュオブジェクトを滑らかな形状にする(滑らかに見せる)機能です。
 次に角度の指定ですが、0度で全くスムーズにしていないオフに等しい状態、180度で可能な限り滑らかにした状態になります。ここでは人物の頭部などの場合は180度に設定するのが無難かと思いますが、必要に応じて調整してください。

モディファイアの追加

 次にモデファイアタブから「法線編集」を選択します。

 最後に各項目を設定します。例えば、上記の人物の法線編集では以下のように設定しました。

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