親子関係と兄弟関係

オブジェクトにおける親子関係と兄弟関係

 メッシュオブジェクトやカーブオブジェクトには親子関係を設定できます。
 ここでいう親子関係とは、親要素で子要素をまとめあげて影響を与えさせることをいいます。兄弟関係は同じ親の下にある子要素のことをいいます。
 …といっても抽象的なので、実際に複数のオブジェクトの間で親子関係を設定してみましょう。
 まず、3D空間の中に複数のオブジェクトを呼び出します。今回は立方体と球体、円柱を用意します。
 親子関係を設定したいオブジェクト全部を選択します。このとき、親にしたいオブジェクトを最後に選択します。
 なお、「全てを選択」などで同時に全てのオブジェクトを選んだ場合は自動で親オブジェクトが決定します。変更したい場合は、キーボードのShiftを押しながらマウス左クリックで親にしたいオブジェクトを選択する必要があります。
 すると親子化するオブジェクトがすべてオレンジ色表記(親にしたいオブジェクトは明るいオレンジ色)になります。

 この状態になるとオブジェクトを親子化できます。親子化の操作には以下の2つがあります。

ヘッダーから行う

 ヘッダーの「オブジェクト」から「親」を選択し、その中の「オブジェクト」を選びます。次に「ペアレント対象」の中から「オブジェクト」を選びます。

ショートカットキーで行う。

 キーボードの「Ctrl + P」を押すと、「ペアレント対象」の選択肢が出るので「オブジェクト」を選びます。

アウトライナーでの変化

 親子化が完了するとアウトライナーの表示に変化が起こります。
 親に設定した立方体の下の階層に球体と円柱が設定されます。これが親子関係です
 一方で球体と円柱の2つに関しては「立方体から見て、それぞれが一つ下の階層同士」ということで兄弟関係になるわけです。

親子関係での移動・回転の変化

 親子関係は「オブジェクトの統合」とは違い、それぞれが依存しながらも個別のオブジェクトとして扱われます。
 たとえば、子要素である球体や円柱のどちらかを移動させても、他のオブジェクトは移動しません。

 しかし、親要素である立方体を動かすと状況は変わります。
 子要素は親要素の動きに依存するので、親要素(ここでは立方体)を移動させると子要素は同じ方向と距離を移動します。また、親を回転させると同じ量と方向を回転しますし、拡大縮小すると同じ中心点から同じ倍率を拡大縮小します。

親子関係の解除

 親子関係は解除することもできます。
 子要素の一部(または全部)から親子関係を解除したい場合はまず解除したい子オブジェクトを選択します。その状態でヘッダーの「オブジェクト」の「親」の中にある「親子関係をクリア」を選びます。
 これにより、親子関係は解除されます。あるいはショートカットキー「Alt + P」でも同様の操作が可能です。

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