エタらないための予防

 WEB小説を読んでいて、私が度々遭遇するのが、お気に入りの作品がいつまでも更新されずに、半ば放棄されているという状況です。
 途中放棄はそのサイトの信用を落とさせるは、読者の気分も落胆するわで、誰にとってもメリットってないに等しいです。
 というわけで、どうすれば連載の途中放棄を防げるのか考えてみました。

予防は治療に勝る

『予防は治療に勝る』――これが今回のキーワードです。
 問題が発生してから対処するよりも、そもそも問題を発生させないというのは、実は重要です。
 コミュニティ心理学という学問の分野には、予防という概念があります。これはG.キャプランという人が提唱したものです。
 コミュニティ心理学での予防には大きく1次予防、2次予防、3次予防の3種類があります。
 それぞれがどんなものかというと、

  • 1次予防→そもそも心の病気にならないような仕組みを作る
  • 2次予防→心の病気が長期化しないようにする(要は早期治療)
  • 3次予防→心の病気が永続化しないようにする(要は単なる治療)

 という具合です。

エタらないための予防

 これを執筆の途中放棄に当てはめると、以下のような感じだと思います。

  • 1次予防→そもそも途中で投げ出さないプロットを作る
  • 2次予防→書くのから逃げるのを長期化させない
  • 3次予防→永遠にお蔵入りさせるのを防ぐ

 物を書く上で1次予防はかなり大切です。
 大雑把でもいいから、作品の全体像を把握しておけば、どこがゴールかも見えてきます。
 どこがゴールかが見えてこれば、途中で道を間違えても修正が効きます。
 ゴールがどこかわからない長距離走なんて、普通は完走できません。それと一緒です。

具体的な方策

 1次予防に効果的な方法の一つとして、創作仲間を作ることがあると思います。そして、作った設定を仲間に見てもらうのです。
 設定を作ることは、自分の考えをまとめることになります。更に、人が見ることを意識すると雑な設定を作るわけにはいきません。
 仲間がいること。コミュニティを作ること。それはヒューマニズムとかを抜きにしても、理にかなっているのです。

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