語彙

 面白い文を書く上で語彙(=ボキャブラリー)の多さは必須です。
 例えば、以下の文章を読んでみてください。

【例文】
「僕は君が好きだ」
 少年は少女に言った。
「嬉しい。夢みたい」
 少女は目尻に涙を浮かべながら少年に言った。
「ずっと大切にするよ」
 そう言った少年は、そっと少女を抱きしめた。

 どうでしょう?
 文中では「言った」が何度も使われています。これでは表現に深みが出ず、読者の心をつかむのは難しいでしょう。

語彙を増やす

 そこで、使用する語彙を増やして、上記の文章を書き直してみます。

【例文】
「僕は君が好きだ」
 少年は少女に告白した。
「嬉しい。夢みたい」
 少女は目尻に涙を浮かべながら少年に返した。
「ずっと大切にするよ」
 そう宣言した少年は、そっと少女を抱きしめた。

 いかがでしょう?
 少なくとも最初の文章よりはマシになったのではないでしょか。
 このように、同じ意味でも違う言い回しの言葉を使うことにより、表現の幅はぐんと広がります。
 ちなみに、同じ意味でも違う言い回しの言葉を「類語」と言います。
 類語に詳しくなることは文章上達の近道であると私は考えます。

語彙力の鍛え方

 類語に詳しくなって語彙力を増やす方法は大きく分けて二つです。
 一つ目、たくさん本を読む。
 二つ目、類語辞典を使う。
 一つ目の方は、個人の努力や情熱による部分が大きいのでここでの解説は割愛。頑張ってください。
 二つ目の類語辞典の方は、書店で類語辞典を買う方法もあります。しかし、類語辞典は結構値の張る品物です。なので予算に余裕がいない場合は類語辞典サイト『シソーラス』(http://thesaurus.weblio.jp/)がオススメです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする