鏡の中のパース

 鏡の中に人物や物体が映り込むイラストを描く場合の注意点は以下の2つです。

  • 鏡の中の像は左右反転している
  • 鏡の中の像は鏡の外のものより小さい

 以上のことを元に、「垂直に立てた鏡」と「水鏡」に映った像についてを場合分けしながら解説していきます。

垂直に立てた鏡

 垂直に立てた鏡を真横から見た場合については以下の通りです。

人物が鏡に対して真正面を向いている

 人物が鏡に対して真正面を向いているものを斜め後ろから見ると、鏡の外の人物は顔が見えません。一方で鏡の中の人物の顔は見えます。

人物が鏡に対して真横を向いている

 人物が鏡に対して真横を向いているものを斜め後ろからみると、鏡の外と中の人物ともに斜めからの顔が見えます。ただし、鏡の外と中では当然映る像が左右反転しますので、髪の分け目やほくろの位置などは左右逆になります。

人物が鏡に対して斜めを向いている

 人物が鏡に対して斜めを向いているものを斜め後ろから見る場合、角度によって見え方は変わります。ここでは鏡に対して斜め45度を向けた人物を、斜め45度後ろから見た場合を考えてみます。
 この場合、鏡の外の人物は真横から見える形になり、鏡の中の人物は真正面の顔(ただし左右反転している)が見えることになります。

垂直に立てた鏡のパース

 垂直に立てた鏡についてのパースについては以下の通りです。
 どの場合でもカメラ位置にアイレベルがきます。

カメラが水平である場合

 カメラが水平である場合のパースは以下の通りです。

カメラがフカンである場合

 カメラがフカンである場合のパースは以下の通りです。カメラ位置が人物の頭上にある場合はアイレベルも頭上になります。

カメラがアオリである場合

 カメラがアオリである場合のパースは以下の通りです。カメラ位置が人物の足より低い場合はアイレベルも足元より低くなります。

水鏡に映る像

 水鏡に写る像については以下の通りです。

カメラが水面にある場合

 カメラが水面にある場合は、人物がそのまま上下反転しただけの像になります。

カメラが緩くフカンである場合

 カメラが緩いフカンである場合は鋭い角度のパースがかかります。

カメラが強いフカンである場合

 カメラに強いフカンである場合は鈍い角度のパースがかかります。また、真上から見た場合は水鏡の外の人物に隠れるので水鏡の中の人物を捉えることはできません。

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