頭部の描き方

顔のバランス(正面)

 顔を描く際に重要なのは、目や鼻や口などの各パーツのバランスです。それぞれのパーツが自然なバランスで配置されていて、初めて美しい絵となります。逆をいうと、どれだけそれぞれのパーツが綺麗に描かれていても、バランスが崩れていては台無しになります。
 そこでまずは、顔の各パーツがどのような位置にあるのかを確認しておきましょう。
 人物の顔は、垂直方向にほぼ3つの部分に分けられます。その3分割は以下の通りです。
①第1の1/3:髪の生え際(正中線で髪際点を通る線)から眉の上まで
②第2の1/3:眉の上から鼻の下のラインまで
③第3の1/3:鼻の下のラインから顎の先端まで

顔の描き方の流れ(正面)

 次に、顔の描き方の流れを見ていきましょう。
①十字線を引く

②顔の輪郭と首を描く

③頭を3分の1に分割する
 どうしてもフリーハンドで分割できない場合は、座標を元に分割していきます。

④目、鼻、口などの顔のパーツの位置を決める

⑤顔のパーツを描く

⑥髪型を決める

⑦清書する
 目や髪の詳細な描き方は後のページで解説します。

  • 目の描き方
  • 髪の描き方

顔のバランス(側面)

 横顔も正面顔と同じく、各パーツのバランスが狂っていると美しい絵になりません。そして、バランスの整った絵を描くためには正しい頭の形を理解する必要があります。
 そこでまずは、人間の頭の骨格がどうなっているのか確認してみましょう。下の図は、人間の頭蓋骨を側面から見たものになります。

 上図を下敷きにして、輪郭のガイドを描くと下の図のようになります。

顔の描き方の流れ(側面)

 以上のことを参考にして、正面顔と同じように横顔を描いてみましょう。
①十字線を描く

②顔の輪郭と首を描く

③顔を三等分にする

④顔のパーツを描く

⑤髪を描く

⑥清書する

斜め顔の描き方

 斜め顔を描く場合は、中心線を顔の傾きに応じて左右にずらします。
 顔の傾きが大きくなるほど、中心線は湾曲します。また、奥にあるパーツは手前にあるものよりも小さく、縦長になります

アオリ顔

 アオリ顔とは、下から見上げるアングルで描いた顔をいいます。人物を強そうに見せたり、存在感を出す時などに使用します。

フカン顔

 フカン顔とは、上から見下ろすアングルから描いた顔をいいます。人物を弱々しくみせたり、萎縮しているように見せるときに使います。

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