耳の描き方

耳の構造

 耳の形は難しく見えるかもしれませんが、単純な構成要素に分解すると、基本的な構造が明らかになりわかりやすくなります。
 以下に示した図が耳の大まかな形と、各部の名前です。

耳の各部

 耳は以下の3つの部分にわけられます。

耳甲介

 音響スピーカーのように頭の横から突出しています。
 基本的な構造はボウルのような形をしています。頭の外側図では耳甲虫介は濃い色調につつまれ、耳輪と耳垂に包まれた小さな領域として見えます。
 耳の穴は耳をどこから眺めても耳珠によって覆い隠されています。

耳輪

 耳輪はCという字に似た形をしています。
 耳輪は耳珠で終わります。
 耳垂は長く垂れ下がったものから、肉質の小さな隆起状のものまで非常に小さくて極小の耳垂まで多様です。

対輪

 対輪は耳の内側に接近し、寄り添った、持ち上がった形状をしています。
 その形は、曲がったYという文字に似ています。
 対輪は耳垂の領域で終わりますが、耳甲介に最も近い内側の縁では、広がって対珠と呼ばれる小さな隆起になります。対珠は内耳へと導く耳孔の保護として作用する軟骨性の蓋です。耳珠と対珠の間には耳切痕があります。

耳の位置

 標準的な耳の位置は以下の通りです。

前面図

 前方から眺めたとき、耳はほぼ眉のラインと鼻のラインの間にあります。

側面図

 頭が回転するにつれて、眼の外側と耳の間の距離が変わるように見えます。
 側面から耳を見た場合、目の外側から耳までの距離は、鼻から顎までの距離とほぼ同じになります。

パースが付いた場合

 頭は上を向くと、耳の位置は眉のラインより下になります。

 頭は下を向くと、耳の位置は眉のラインより上になります。

耳のデフォルメ

 マンガやイラストにおいては耳の内側は省略して描かれる場合が多いです。
 以下に挙げたものは、デフォルメされた耳の一例です。

色々な耳

 世界観がファンタジーである場合で亜人が登場する場合、その人物が人間とは違う形の耳を持っていることがあります。以下に挙げるのはその一例です。

エルフ耳

 エルフ耳とは、先が尖った耳をいいます。

獣耳

 獣耳とは、文字通り動物の耳をいいます。動物の種類は犬や猫といったメジャーものから、マイナーなものまであります。獣耳を描く場合は、一般的に人型の耳がある場所は髪で隠したり、あるいは獣耳自体を人の耳がある部分に描いたりします。

羽耳

 羽耳とは、鳥の羽型の耳をしているものをいいます。あるいは、鳥だけでなくコウモリの羽の形を模している場合もあります。

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