パースにおける傾斜

分割で傾斜を描く

 立体物に傾斜を付ける上で一番簡単な方法は、まず元になる立体を描き、それを分割し傾斜を付ける方法です。

消失点で傾斜を描く

 元になる立体を描かないで傾斜を付ける方法には、消失点を利用して傾斜をつけるものがあります。
 以下に示すのはそれぞれ1点消失、2点消失、3点消失、の場合の方法です。

1点消失における傾斜

 1点消失の場合に傾斜を付ける場合は、消失点の垂直線上に傾斜面の消失点を描きます。

2点消失における傾斜

 2点消失の場合に傾斜を付ける場合も、片方の消失点の垂直線上に傾斜面の消失点を描きます。

3点消失における傾斜

 3点消失における傾斜の付け方は、以下の通りです。

フカンの絵に下りの傾斜をつける場合

①消失点を設定する

②基準となる面を描く

③消失点2と消失点3を直線で結ぶ(図中の赤い線)

④図中の赤い線上と交わるように水平面から線を伸ばす

 消失点3に近づけるほど、急な傾斜に見えるようになります。

フカンの絵に上りの傾斜をつける場合

 フカンの絵に上りの傾斜を付ける場合は、消失点2と3を結ぶ直線を延長します。

 消失点2より上の赤い線で傾斜の線を結ぶと、上りの傾斜に見えます。

 ある程度の傾斜をつけると、赤い線と並行となり赤い線の上では交わりません。

 平行線になる角度以上の傾斜を付ける場合は、消失点3より下の赤い線に傾斜の線を結ぶことになります。

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