画角と焦点距離

 遠近法を使った作画の場合、どれくらいの角度の範囲を画面に収めるかで絵の印象が変わってきます。
 以下の図を見比べてください。

 左の図の方が見える角度が大きく広々とした印象になり、右の図の方が見える角度が小さく凝縮した印象を与えます。
 この見える角度が画角です。

焦点距離

 一方、焦点距離とはカメラにおけるピントを合わせたときの、レンズから撮像素子までの距離のことをいいます。
 焦点距離と画角には以下のような関係があります。

  • 焦点距離が長いほど、画角は小さくなる。そして、被写体は大きく写る。
  • 焦点距離が短いほど、画角は大きくなる。そして、被写体は小さく写る。

 以上のことを図で表すと以下のようになります。

レンズの種類

 カメラのレンズは、画角によって以下のものに分類されます。

超望遠レンズ

 被写体をとても大きく写すレンズです。画角は1~8度。

望遠レンズ

 被写体を大きく写すレンズです。画角は10~15度。

標準レンズ

 文字通り標準的なレンズで、人間の目で見た時のように写ります。画角は25~50度。

広角レンズ

 被写体が小さい代わりに広い範囲を写せるレンズです。画角は60~100度。

超広角レンズ(魚眼レンズ)

 とても広い範囲を写せるレンズです。画角は最大で180度ですが、場合によってはそれ以上にもなります。

魚眼パース

 魚眼パースとは、超広角レンズ(魚眼レンズ)で見たときのようなパースです。
 魚眼パースを描く場合は、以下のような特殊なグリッドを使用します。

 例えば、魚眼パース用のグリッドを使い単純な立体を描くと以下のようになります。

 また、人物を描くと以下のようになります。

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