シワの描き方

平面のシワのでき方

 衣類を描く上で、シワを描くことは避けては通れないことです。デフォルメされた絵でない場合、衣類にシワがないとリアリティを出すことはできません。
 基本的な衣類は、形を簡略化すると筒状の部分が少なくありません。そこで、筒を折り曲げた場合にどのようなシワができるかを把握しておくことが役に立ちます。

引っ張りジワ

 引っ張りジワとは、布が引っ張られることによってできるシワです。引っ張りジワは腕を曲げたときの肘の外側などにできます。

寄せジワ

 寄せジワとは、布が一箇所に寄せられることによってできるシワです。寄せジワは腕を曲げてたときの肘の内側などにできます。

クセジワ

 クセジワとは、一度折り曲げられた布を再び伸ばしたとき、消えずに残る折り曲げた跡のことをいいます。例えば、肘を折り曲げた後に再び伸ばした場合の肘の内側などにできます。

衣類にシワができる原因

 衣類にシワができる原因には、例えば以下の場合があります。

衣類の垂れ下がり

 身体に密着していないゆとりのある衣類の場合、その部分が重力の影響で下に引っ張られます。これによりシワができます。

曲げることによるシワ

 肘や膝などの関節部分を曲げると、布が曲げられ引っ張りジワや寄せジワが生まれます。

たるみによるシワ

 例えばズボンの裾などのように、布が余った場合はその部分がたるみシワが生まれます。

シワで衣類の違いを表現する

 シワの量や、線のタッチを描きわけることで、衣類から受ける印象を描き分けることができます。

厚い服

 シワの量を少なくすると、着ている衣類の生地が厚手であるかのようにみせることができます。

薄い服

 シワの量を多くすることによって、着ている衣類の生地が薄手であるかのようにみせることができます

かたい服

 直線的な線で描くことによって、着ている衣類の生地がかためであるようにみせることができます。

やわらかい服

 曲線的な線で描くことによって、着ている衣類の生地が柔らかめであるようにみせることができます。

立体的なシワ

 シワを前後に重ねることにより奥行があるかのように見せることができます。
 イラストを立体的に見せたい場合に使用します。

シワのメリハリ

 すべてのシワを似たような太さの線で描くと、メリハリのない絵になってしまいます。そこで、主要なシワを太く書き、そうでない部分を細く描くとメリハリのある絵になります。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする