木と森の描き方

 この記事では、木の描き方や、木をコピーして森にする際のコツを解説していきます。

フィボナッチの木で枝の骨格を作る

 木を描くためには、幹と枝を描く必要があります。
 幹から枝が生えているわけですが感覚的に自然なものを描けない場合はここで挫折することになります。
 そこで『フィボナッチの木』という概念を使用し、基本的な幹と枝の形の関係を説明していきます。
 フィボナッチの木とは、幹から新しい枝を生やしたり、生えた枝から更に新しい枝を生やす場合にとある法則に従っているものをいいます。
 その法則とは以下の通りです。

  • 法則①:幹や枝は一段階ずつ同じ高さに成長する
  • 法則②:幹や新しい枝は二段階目から必ず枝分かれする
  • 法則③:幹や枝が枯れることはない(永遠に成長し続ける)
  •  ……と言葉で書いても分かりにくいので、図で表したものが以下の通りです。

     このフィボナッチの木を自由変形などで加工して幹と枝を描く場合のアタリにしていきます。

    立体的な枝の作り方

     フィボナッチの木を加工したものをアタリして幹と枝を描いた例が以下のものです。

     しかしこれだけでは、木というにはいささか平面的です。
     そこで枝が前後に出ていたり奥まっているかのように、適当な枝に線を入れていきます。

    曲がっているところから新しい枝は生えない

     フィボナッチの木だけでは枝が直線的だと思う場合は、好みや用途に合わせて枝を曲げてもいいでしょう。
     ただし、通常の木では曲った部分から新しい枝は生えないのでこの法則に従った方がよりリアルに木を描けます。

    樹皮の描き方

     幹と枝の準備ができたら、次に樹皮を描いていきます。
     その手順は以下の通りです。
    ①幹と枝を描く

    ②水彩ブラシなどで影になる部分を描く

    ③スポイトで色を取りつつ凹凸を表現する

    ④明るいところにハイライトを置く

    葉っぱ部分の描き方

     幹と枝、そして樹皮が描けたら木に葉っぱを付けていきます。
     木の歯の描き方は以下の通りです。
    ①幹と枝を用意する

    ②下地を塗る

    ③影になる部分を塗る

    ④明るい部分を塗る

    木をコピーしで森にする

     木が一本完成したら、それをコピーして森を描くことが可能になります。
     コピーにより森を描く際のステップやコツは以下の通りです。
    ①グリッド平面をつくる

    ②パース変形でグリッドに遠近感を与える

    ③木を用意する

    ④遠近法を意識して奥の木をコピーで置いていく

    ⑤中景の木を置いていく

    ⑥近景の茂みを描く

    ⑦地面と空を描く

    ⑧草などのおまけ要素を描く

    ⑨明るさを調整する

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